こんにちは!nonomasuです。
今回は、「夫婦・カップルのためのアサーション」と言う本をご紹介します。内容はタイトル通り、夫婦・カップル間の人間関係がテーマです。その中で、アサーション(相手を尊重して、自分の意見を伝える)方法が説明されています。
恋人・夫婦の関係性に悩んでいる方
人間関係(プライベートでも仕事でも)について悩んでいる方
自己表現が下手、もしくは過剰な方
夫婦では各段階で課題が生じる
本書では、夫婦の関係性を独身時代、新婚、子育て、子供の自立、老人となった時代において、関係性の変化が起こり、課題が生じると説明しています。また、その課題を乗り越えられるかがポイントであるとしています。
そして、夫婦関係では、ギブアンドテイクのバランスが崩れてしまうと問題が生じるとも述べられています。
ビジネスではどうか?
個人的な見解ですが、上記の関係性はビジネスでも当てはまると思いました。例えば、新卒で入った際の上司との関係性と中堅になって部下を持つようになった場合の部下との関係性では、抱える問題が変わってきます。
皆さまはどうでしょうか?職場で上司の意見に反対意見を述べることができるでしょうか?また、上司の方は、部下の意見をしっかりと聴けていますか?
決して、上司の意見に意を唱えるのが正しいと言うわけではありません。しかし、自分の意見を主張できないor Noと言うことができないのは辛いことでもあります。
実際、私もNoと言えない性格です。それどころか、つい最近までは「Noということはよくないことじゃないか」という気までしていました。
アサーションには自分の感情を知る(認める)ことが必要
本書では、自分の感情を認めること、持ってはいけない感情はないことが述べられています。良好な人間関係を築くには、自分の感情を知り、適切に表現することが大切ということですね。
私自身、よく「〜してもらったのだから感謝しないといけない」と思っていました。しかし、最近になってこの考え方は、少し違うのではないかと思うようになりました。
具体的には、普段からよくしていただいている方が私の勘に触る行動をした場合「普段からよくしてもらっているから、感謝しなければ」と思うようにしていました。
しかし、実際は私の心の中には、「腹が立つ」という感情が確かに存在しています。そんな自分を認められずにいたんですね。。。
最近では、自分の感情を認めることにしています。「腹が立つ」という表現を相手に「伝える」か「伝えない」かを自ら選択しています。大抵の場合は、伝えない方になるので、まだまだアサーティブではないかもしれませんが。
自分の弱さと向き合う
本題から少し逸れるかもしれませんが、自分の感情と向き合うことと合わせて、自分の弱さと向き合うことにしました。
私の場合、短絡的な性格と見栄から自分の弱みを認められなかったり、見栄を張ってしまうことが多いのです。しかし、弱みは強みの裏返しであり、ありのままを受け入れることが成長につながるのではないかと現在では思っています。
具体的にどう行動するか?
まず、相手は自分と違う価値観を持っていること。提案をしてもNoと言われる可能性があること。そして、自分の主張をする時は相手の主張を聞く必要があることを念頭に置くのが良いかと思います。
「意識的に気をつける」では難しいと思うので、メンタリストDaigoさんが紹介している「if then プランニング(ルール)」と組み合わせるのが良いと思います。
例えば、私の場合「自分の意見を主張するときは、最後に「どう思いますか?」をつけて相手の意見を聴く」やその場で自分の意見が出なかった場合は、あとでメール等で「私は〜と思う」と伝える等を実践してみます。