どうも、ノノマスです!
突然ですが、あなたはリフレーミングという言葉を聞いたことがありますか?
英語で書くと Re Frame 既存の枠組みを再構築すると言う意味になります。
端的に言えば、起こった出来事を別の目線で見て、別の解釈を持つと言うことですね。
この考え方は非常に大事で、私自身、活用してみてよかったのでご紹介します。
具体的にどんな活用ができるかと言うと
・自分の置かれている環境や状況に対してネガティブな見方をしてしまう
・対人関係において、過度によくない捉え方をしてしまう
などの悩みを下抱えている場合、リフレーミングの技術は最適です。
大体の課題は捉え方で解決する
タイトルにもある通り、大体の課題は捉え方次第で解決することができると思います。
もちろん、辛い思いをしているのであれば、無理に我慢せずに自分の気持ちとしっかりと向き合うことが大切です。
仕事をしていると対人関係のトラブルや上司・同僚からの何気ない一言に傷ついたりすることもありますよね。
それは、本人にしかわからない辛さがあると思います。
一方で、その辛いと言う感情は自分の中から湧き起こってきているものなんですよね。
このことについて具体的に解説していきます。
私の同僚、上司への不満が治らない
私の同僚に常に上司や職場への不満を漏らしている人がいます。
話を聞くと正論で、「しっかりと管理して欲しい」「管理職とはこうあるべきだ」と言う話をします。
しかし、その気持ちがコントロールできずにとてもストレスがたまっているんですね。
例えば、その上司が少し、乱暴な言い方をするだけで、居酒屋で延々と愚痴をこぼしていたりします。本人からすれば、とても辛いことなのですが、第三者目線で見てみるともったいないなぁと思います。
なぜなら、前提として理想の管理職は存在しないと思うからです。
人は誰でも良い面と悪い面があります。また、ある人にとっては良い面であっても、別のある人にとっては悪い面に映ることがあります。
つまり、見る方向が異なることで、人の良し悪しも変わってくると言うことなんですね。
これがリフレーミングの基本的な考え方になります。
上司に対して、理想を求めることも大切ですが、「こんな面があるんだ。意外だなぁ」とか、「こんな風に接するのがよいんじゃないかな?」とか
建設的な考えのもと、行動した方が遥かに良いですよね。
人は誰しも色眼鏡で物を見ている
バイアス(思い込み・思考の偏り)によって、人は物事を判断しています。
これは、できるだけ判断を簡単にするために、生まれながらにして備わっている機能で、本来であれば大変有益な機能なのですが、バイアスが間違った方向に働いてしまうこともあります。
例えば、「前回はこうだったから、今回も同じような感じだろう」「あの人は、真面目な人だから不正は絶対にしない」
このような思考を人はしてしまいがちです。
客観的にみると、前回と今回は同じではないですし、仕事に対して真面目であったとしても置かれている状況や環境の変化で不正を行う可能性もありますよね。
このバイアス=色眼鏡は意識しなければわからないレベルです。
もっと言うなら、意識していたとしてもわからない場合もあります。
それくらい私たちの生活の中に溶け込んでいるのです。
リフレーミングを行うことによって、物事の別の見方を考えることができます。
結果として、別の見方を知ることは、バイアスに左右されてないことにもなり得ます。
どうやってリフレーミングするか?
まずは、思考を文字にする
では、具体的にどうやってリフレーミングするか?ですが、私は文字に起こして考えるようにしています。
頭でいろいろと考えてしまわずに、思考を文字にすることによって考えを整理することができます。
これは、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」と言う本で紹介されていた方法です。
事実を文字すると見えてくること
事実を文字にすると、ある程度物事を客観的にみることができるようになります。
注意点としては、感情と事実を分けて書くと言うことです。
感情的な部分と事実ベースの部分を分けて書くことで、自分がいかに感情で物事を判断しているかわかるので、最初は驚くのではないでしょうか。
それくらい、人間は感情で物事を判断しています。
機嫌がいい時に何か物を買ってくれと頼まれると、予想外に購入してしまうことがあると思いますが、これは感情に影響されているからです。
自分の嫌いな相手の意見を採用しないようにしたりするのもそうですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、リフレーミングの方法として文字にすることで思考を整理する方法をご紹介しました。
内容としては、とてもシンプルではありますが、一度試してみてください。