どうも、ノノマスです!
今回は自己啓発本に関する記事です。あなたは、自己啓発本を読んでいますか?
私はというと、働き始めてから2年目の終わりくらいに、ブラックな環境にいる自分を変えたい。変化したいと思い自己啓発本に手を出しました。
本当に意味のあるものから、スピリチュアルまで合計で100冊は読んだのではないかと思います。
結論から言うと
・自己啓発本に書いてある内容は大体同じ。体験が違ったり違う角度から見ているだけ
・再現性はあまりない。下手をすれば、著者個人の体験
・根拠のないものも多い
と思いました。全ての書籍がこれに当てはまるわけではないと思います。
しかし、大多数の自己啓発本が当てはまっているのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では自己啓発本を活用する際の注意点をまとめました。
自己啓発の最大の落とし穴
まずは、私個人の体験にお付き合いいただきたい。
前職に勤めていた頃、会社では自己啓発セミナーなるものへの参加が認められていました。
幹部命令で、毎年2、3名の若手社員が選ばれ数日間の合宿に参加します。
そこでは、「なんでもできる!」みたいなよくあるポジティブ系のセミナーが開催されていました。金額は分かりませんが、おそらく宿泊代を入れると数十万円くらいはしたのではないでしょうか。
さて、この話を聞いて「参加してみたい!」と思ったあなた。率直に危険です笑
自己啓発セミナーの恐ろしいところは、やる気のある人ほどハマりやすいということです。
人間の心理を巧みに利用して、ハマるように設計されているので、ハマる人はとことんハマる。
しかし、これはエナジードリンクみたいなものです。
例えば、集中したい時、徹夜明けの時、一時的に飲めばパワーアップした感があると思います。
しかし、毎日飲むのは明らかに体に悪いですよね?
それと同じで、自己啓発セミナーも短期的なモチベーションの向上には役に立つでしょう。そして、同じことが自己啓発本でも言えます。
自己啓発本はかなり売れる
自己啓発本は定期的にブームになります。
書店でも特設コーナーが設けられ、飛ぶように本が売れていたりします。
特に、不景気になると自己啓発本は売れる傾向にあります。まあ、イメージつきやすいですね。
不景気→なんとかしないと→方法がわからない→自己啓発みたいな。
ですが、これだけ日本だけでなく世界でも自己啓発本が売れている。そして、本当に効果があるのであれば、世界はもっとよくなっていてもおかしくないのでは?
それはさておき、自己啓発本が飛ぶように売れるため、あっという間に新刊が発売されます。そして、一時は定価で売られていた書籍も気がつけば、中古本屋さんに・・・
自己啓発本を選ぶ際の注意点
私自身、自己啓発本にハマってしまい大失敗しました。
幸いにも怪しいセミナーなんかに万円単位でお金は使っていませんが、色々試した結果「行動が変化しなければ意味ないな」という当たり前の答えに行きつきました。
では、自己啓発本を選ぶ際の注意点はどのようなものがあるのでしょうか?
前提:行動しなければ変化しない
前提としてお伝えしたいのは、「行動しなければ変化しない」
これは当たり前でもありながら、多くの人が見失っている部分です。
例えば、300ページくらいの書籍を読んで「なにを学んだか」を説明することができますか?
どんな書籍でもそうですが、本当に自分に役に立つところは1部で後は今はどっちでもいい話だったりします。
といった意味で、本は全部読む必要はありません(小説は除く)。
重要箇所や必要箇所を読み、得た学びを行動に移すことが大切です。
科学的なエビデンスがあった方が良い
次に根拠の部分です。
多くの自己啓発書は「朝早起きすればなんでも解決する!」みたいなことを書いていますが、根拠はありません。
早起きした結果、自由時間が増え、成功につながるパターンはあるともいます。
ですが、この場合早起きではなくて自由時間を増やすことが成功の秘訣です。
科学的根拠のない自己啓発書は要注意です。
洋書の翻訳であれば、巻末に引用文献などの一覧が添付されていることが多いです。
私も、自己啓発本を読むことをやめてからは、もっぱら科学本が中心です。
しかし、重要な点として科学が全て正しいというわけではない。また、スピリチュアルであったとしても結果が出れば良い。
この観点を持ち合わせておくことです。
抽象的なアドバイスは不要
最後に、ほとんどの自己啓発本は抽象的なアドバイスばかりです。
具体的なアドバイスがないため、どう行動すれば分かりません。
特に、マインドであったり心持ちみたいな部分は微妙ですね。
余談ですが、会社で受けるアドバイスって抽象的なものが多いですね。
まとめ
いかがでしょうか。
本日のまとめとしては以下の通り。
・自己啓発本を読むだけでなく、行動することが大切
・根拠も追及すること
・なるべく具体的なアドバイスが書いてある本を選ぶ