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良い上司の条件とは?【部下のモチベーションを上げる】

どうも、ノノマスです!

突然ですが、あなたにとって良い上司とはどの様な人でしょうか?

管理してくれる人?フランクな人?様々な良い上司像が浮かんできそうですね。
私の思う良い上司は、「部下のモチベーションを管理(上げること)できる人」です。

上司というのは、一般的には管理職であると思います。
管理職には様々な仕事がありますが、進捗管理をするのも、部下の休暇管理をするのも全てはモチベーションを上げるためだと思っています。

しかし、部下のモチベーションを上げている上司は非常に少ないのではないか?と思います。

今日は、良い上司の条件を私の体験をもとにご紹介いたします。

部下のモチベーションを上げる

人は何に対してモチベーションを感じるのでしょうか?

昇給?賞与?などモチベーション=お金の様に捉える場合もあるでしょう。
逆に、モチベーションはやりがいだという意見もありそうです。

実際、私もモチベーションはやりがいだと思います。では、やりがいとはなんでしょうか?

やりがいとは

①自分の仕事の進捗が分かりやすく、結果が見える
②エンドユーザーからのポジティブフィードバック

だと思います。

①自分の仕事の進捗が分かりやすく、結果が見える

自分の仕事の進捗が一切見えなければどうでしょうか?
その仕事は楽しいものになるでしょうか?

例えるなら、砂漠の中を延々に歩いている感覚ではないかと思います。
それくらい、先が見えなかったり、終わりのない仕事は辛いです。

そこで、上司の出番ですね。

上司は部下に、進捗を常に伝えるのが好ましいのではないでしょうか。
例えば、「今、60%まで進んでいる。順調にきている」とか、前向きな感じで伝えて欲しいですね。

②エンドユーザーからのポジティブフィードバック

次にエンドユーザーからのポジティブフィードバックです。

有名な研究で、海外のコールセンターの従業員にエンドユーザーの感謝の声を伝えたところ、生産性やモチベーションなどが急上昇するという結果が得られています。

それくらいポジティブフィードバックは大切です。

では、上司はどの様にそれを部下に伝えることができるのでしょうか?
1つとしては、顧客の感謝の声が部下に向く様にすることが考えられます。

例えば、上司が対応している顧客でも、顧客に「部下の〜がしっかりと手伝ってくれている」ということを伝えたり、重要な成果につながる仕事の連絡は部下に任せるなどです。

あとは、上司が顧客の声を聞いて、部下に伝える方法です。

これらの方法を実践している上司は少ないのではないでしょうか。

やりがちな間違い

一方、部下のモチベーションを低下させてしまう取り組みもあります。

求めていないのにフィードバックする

誰でもやりがちなのが、相手が望んでいないのにフィードバックすることです。
「それはこうした方が良い」とか、言っちゃうやつですね。

相手がアドバイスを求めているのか?それとも話を聞いて欲しいのか?
それは、相手の様子をよく観察していれば分かります。

私個人としては、相手から求められていないのにフィードバックをしたり、何かを提案することは、相手に対して失礼なのではないかと思います。

しかし、人間はアドバイスしたくなる生き物です。油断すればついついアドバイスをしてしまいます。

そのアドバイスが限りなく適切で、正しいものだったとしてもそれを受け入れる準備のない人にアドバイスをしたのであったは意味がありません。

自分が何を喋るか考えている

これは、上司だけでなく同僚でもありがちですが、自分のターンが来るのを待ってしまうことですね。

ひたすらに、自分のターンが来るのを待ち、相手が話している間も次に自分が何を話すかを考えてしまっているパターンです。

これは、十中八九相手に伝わっていますし、相手からすれば「この人は話を聞いていないな」というのがよく分かります。

そんな雰囲気が伝わってしまっては、相手との関係にヒビが入るのは間違い無いでしょう。


 

マインドフル・リスニングという本の中で、相手に対して傾聴するポイントが簡潔にまとめられているので非常に参考になります。よかったら確認してみてください。

相手の話の矛盾点を探している

ディスカッション好きにありがちですが、相手の議論の矛盾点を探して聞いていることです。これも相手に話を聞いていない印象を与えるでしょう。

そして、前提として大切なことがあります。
それは、ディスカッションの目的は相手を論破することではなく、お互いのアイデアを高め合うことです。

相手を論破したければ。、ディベートにしましょう笑

冗談抜きにして、このタイプ、非常に多いんですね。
上司といえば、部下に対して「何かを指摘しなければならない」と思っている方も多いです。

でも、実はそんなことはなくて、相手の話を聞いて、建設的な質問を行うだけで、自然と部下は変わっていくのではないでしょうか。

どうすれば良いのか

目の前の相手に集中する

まずは、目の前の相手に集中するところから始めましょう。

スマホなどの注意力を奪うデバイスはしまって、まずは相手の話を聞きましょう。
相手にアドバイスしたり、提案することは二の次にして、しっかりと話を聞く。

そして、話を聞くだけでなく、質問を繰り返して相手の話を深堀していくのです。
これこそが、私の思う傾聴のスキルだと思います。

知識や経験よりも姿勢が大切

思うのですが、管理職になったとしても、わからないことはたくさんあると思います。
部下の悩みに対して具体的なアドバイスができなかったとしても部下は不満に思うでしょうか?

普段から高圧的な態度を取ったりしていれば、思うでしょう。
しかし、聞く姿勢があって、共に悩んでくれるのであれば、知識や経験は関係ないのではないでしょうか。

単純に相手に向き合う姿勢。それが一番大切で、現代人にかけているのではないか?と思います。

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