どうも、ノノマスです!
突然ですが、あなたは「読み手」を意識しているでしょうか?
先日、補助金に関してツイートしました。
経営継続補助金に限らず、補助金を受けたければ「読み手(審査員)が補助金をあげたくなる申請書」を書くのが一番。
でっち上げは良くないが、表現の仕方、誠実性などが伝わるかどうか。
どれだけ自社の長所をPRしても相手の知りたい情報とは限らない。— ノノマス@ビジネス・読書ブロガー (@nonomasu_agri) October 14, 2020
補助金に限らず、何かを申請したり他人から審査をされる場合、必ず読み手が存在します。
なぜ、このようなツイートをしたかというと、ちょうど知り合いから補助金の申請書を見せてもらったからです。
その時に思ったのが、「あまりにも読み手を意識していない」ということでした。
決して非難しているのではなく、補助金にしろ何にしろ読み手が何を求めているのか?が大切だと思います。
本来、ブログの中で具体的な補助金名を挙げて書き方を書くというスタイルでも良いのですが、当ブログの趣旨には合わないとも思ったので、今回はビジネス全般で使える読み手を意識する方法をお伝えします。
何かを書くということは?
なんでもそうですが、文章を書く場合読み手がいます。
このブログでもそうですよね。今あなたに読んでいただいているわけです。
会社であれば、稟議書・企画書・会議資料・・・
全てに読み手が存在します。
自分用のメモでない限りは他人が読むことになるわけですが、この読み手意識は難しいのです。
冒頭のツイートの通り、多くの方は補助金の申請や企画書を書く際に「何を求められているのか?」が考えられていません。
もちろん、自分の長所やいかに素晴らしい企画であるかを伝えたいと思うのですが、相手にとってメリットがあるか?=相手の求める条件を満たしているか?が大切だと思います。
補助金の場合
補助金であれば、その補助金の主旨にあっているのか?
どんなに素晴らしい内容でも、主旨に合っていなかったり要件未達であれば意味がありません。さらに、審査要項というものもあるので、意識することは大切ですよね。
審査員(読み手)も人間ですので、必ず主観が入ります。
その際に「この人に補助金をあげたいな」と思ってもらえるでしょうか?
このような目線で、自分の書いた文章を読んでみるとまた違った見方をすることができます。そして、第3者目線はとても大切です。
企画書・稟議書の場合
社内で作成する企画書・稟議書の場合であれば、決裁者が読み手になります。
上司であったり、所属長であったり様々ですが、それぞれで決裁に関する基準が存在するのは間違い無いですね。その基準を自分の中で明確にしておきましょう。
そうすることで、何を求められているのか?がわかります。
売れる営業マンとは?
私の実体験を元に、相手を意識することをお伝えします。
先日買い物に行った時のことです。
店員さん「いらっしゃいませ!」
ノノマス「〜を探しているのですが(商品名を指定)」
※この商品は1万円〜10万円程度のモデルがある。
店員さん「ですと、こちらがおすすめになります!(7万円のモデルを出す)」
いかがでしょうか?
「なんの問題もない」と思ったあなた、要注意です笑
この店員さんはとても丁寧で、愛想が良いのですが予算を聞いてこなかったんですね。
みるからにお金に余裕のありそうな人であれば、それも良いですが、私はみるからにお金がなさそうな身なりでした。
また、商品名をしているので、ある程度の知識は持っていると判断されると思います。
この時に店員さんが予算感を聞いてくれれば、「顧客目線だな〜」と感心していたと思います。
これは、先ほどの補助金と話は同じで、読み手目線(買い手)を意識するってことだと思います。
売れる営業マンは、相手のニーズを把握して、相手にとってのメリットを示します。
これは、文章でも同じだと思っています。
ルールを叩き込む!
補助金にも、稟議書にも共通することですが、まずは、ルールを叩き込むことですね。
覚える必要はないのですが、補助金のルールや社内のルールなどを把握することはとても大切です。いうまでもありませんが、ルール(公募要領)には読み手はこんなことを意識しています!ということが書かれているのです。
野球の試合で、サッカーをする人がいないのは、みんな野球のルールを知っているからです。
ということは、ルールを知るだけで目標達成に大きくつながるのではないでしょうか。