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変わる勇気を持つということ

どうも、ノノマスです!

11月も半ばになりました。
今年もあっという間に過ぎ去っていきそうです。

最近、死ぬ瞬間の5つの後悔という本を読みました。


 介護士の主人公が、死に際の人との出会いから得た教訓を紹介してくれる本です。
これを読んで思ったことの1つが「変わる勇気を持つことができるだろうか」ということです。
時代は常に変化していきます。その中で人も変わっていくものだと思います。
本の中でも、友人の話で「いつまでも同じ友人と付き合うわけではなく、時の流れとともに仲良くなったり離れたりを繰り返す」というものがあります。
変わる勇気を持つということは非常に大切だと思うので、この点について深掘りしていきます。

変わる勇気はなぜ大切か

上記でも述べたとおり、本来であれば時代の変化に人は適応していく生き物だと思います。

例えば、ITが普及した社会では、ITスキルが必須スキルになってくるのは間違い無いでしょう。今であれば、パソコンがある程度使えることが必須のスキルになります。

しかし、変わろうと思っても変われない人はたくさんいます。
パソコンスキルが大切だと分かっていても、できていない自分を認めることができない、失敗するのが怖いと思うなどで、挑戦することができない人。

私は、このような方々が決して能力面で劣っているとは思いません。
単純に変わる勇気を持つことができていないのだと思います。

人は基本的に向上心がある

私の持論になりますが、人は基本的には向上心がある生き物であると思っています。
向上心がない人というのは本来存在しないのではないでしょうか?

例えば、原始時代であれば食料は今よりももっと貴重なものだったと思います。
明日、狩に失敗すれば生き残ることができません。

常に良い狩場を探し、安定的に食料が供給される場所を求めたと思います。
やがて、農業に行き着くわけですが、この段階で向上心のない人間は生き残れないのではないでしょうか?

現状維持で同じ狩場ばかりで、食料を調達していた場合、急な気候変動などの変動要因から食糧難に陥る可能性は極めて高かったはずです。

私たちは、新しい狩場を求めて生き残ってきた人類の子孫なわけですから、向上心はあると思います。

勇気が持てないだけ

では、向上心のない人はどのような心理なのでしょうか。

科学的な研究ではないので、根拠は弱いかもしれませんが、変わる勇気が持てないのだと思います。

では、なぜ変わる勇気が持てないかというと、失敗を恐れる、自分に自信がないなどが主な理由だと思います。

小さい頃は誰でも失敗をします。
そして、失敗から学ぶことも大変多いのですが、大人になると失敗を嫌う傾向にあるのではないでしょうか。

むしろ、この社会全体が失敗を受け入れる余裕がない感じもありますね。
また、競争社会と言われ、学校教育段階から他人と比べられ続けているわけですから、失敗をしないということが非常に大切に思えてくるのです。

失敗をしないということは、チャレンジをしていないということ。
新しいことをしなければ、何も変化は起こらないでしょう。

変わる勇気を持つために

では、変わる勇気を持つためにはどうするのか?
私が現在取り組んでいる方法を紹介します。

私は、自分に自信がなく、変わる勇気を持てないでいました。
しかし、今年に入ってなんとか変わろうと思い自分なりに少しずつではありますが、変化をつけている最中です。

自分と向き合う

最初に取り組んで今も継続しているのが、自分と向き合うということです。
自分の短所やできていないことに向き合うことはとてもしんどいことであります。

しかし、これなくして変わる勇気を持つことはできないのではないかと思ってます。
できていないことをマイナスに捉えるのではなく、「まだ、伸び代がある」くらいに捉えて、向き合っていくようにしています。

自分を励ます

上記にも関連することですが、なるべく自分を励ましています。
自分を励ますことで、自分に自信が持てるだけでなく、常に前向きな気持ちでいられるからです。

無理にポジティブシンキングをするのではなく、考え方を変えることで前向きに持っていくように工夫しています。

変われないことは悪いことではない

冒頭で、変われないこと(変わる勇気を持てないこと)のデメリットを述べましたが、変われないということは、決して悪いことではありません。

良い悪いと評価するのではなく、事実として受け止めるのが大切だと思います。

ついつい私たちは、物事を良い悪いの2軸で判断してしまいがちですからね。
第3の選択肢もあって然るべきだと思います。

 

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