どうも、ののマスです!
今日の記事は、全ての補助金・資料に共通する書き方をご紹介します。
「全ての」というと大層かもしれません。
ですが、これからコロナの影響で、補助金もたくさん出てくると思います。
申請する人がたくさんいるわけですが、補助金は自分の書きたいことを書くのではなく
補助金の趣旨にあった内容を書くことが求められます。
さらに、これは補助金だけでなく全ての資料に共通です。
人は自分の書きたいことを書く!
前提として、人は自分の書きたいことを書くということを認識しましょう。
当たり前かもしれませんが、世の中には自分の書きたいことを書いている文章はたくさんあります。
例えば、このブログですね笑
ですが、補助金申請や資料を作成する際は、相手がいることを意識しなければなりません。
審査員や上司等、読み手の意図や何を求められているかを意識しなければ、そもそも読んでもらえません。
日常生活で、家のポストに入っているビラのどれくらいを読んでいるでしょうか?
おそらくほとんどのビラは、読まれずに捨てられているのではないかと思います。
基本的には会話と同じ
文章だとどうしても一方的な発信になってしまいますよね?
ですが、会話をイメージしてみてください。
友達が「話を聞いてほしいんだけど」といった具合に話しかけてきた時に
マシンガントークで自分の話をすればどうなりますか?
きっと、「こいつは人の話を聞かないやつだ」と思われてしまうでしょう。
それは、文章でも同じことです。
どれだけ、立派な内容を書いていても、補助金の趣旨や会社での求められている内容が盛り込まれていなければ、資料として機能しないのです。
どうやって補助金資料を作るか
では、数ある補助金に共通する申請の作り方の特徴を紹介します。
なるべく客観的に書く
補助金申請となれば、どうしても自社のここがすごい!とかこんなこと困ってます!って書いてしまいがち。
でも、大切なのは主張することではなく相手に伝えること。
つまり、審査員にその重要さが伝わらなければ、全く意味がないです。
そこで、なるべく客観的に数値を交えて説明することです。
当社はすごい!ではなく、当社のこの数値は業界平均を上回っているとかですね。
相手の知りたい情報を散りばめる
審査員は補助金の申請書を見る際に「補助金を受けるのに適当か?」という観点からチェックします。
つまり、知りたい情報があるわけですね。
どんな情報を知りたいかは、補助金の種類によって変わるのですが、基本的には公募要領に書いてあります。
なので、申請する前には、公募要領をしっかりと読むことで、審査員の知りたい情報を散りばめられるようにしていきましょう。
まずは、相手の思考を考える
何事もそうですが、まずは相手の思考を考えてみましょう。
よく会話で、こちらが話題を出した時に、とうとうに自分の話をし始める人がいますが、このような人は、話を聞いていないのが丸わかりです。
相手が話題を出してきた場合は、まず相手に質問をして話題を広げるところから始めるのが良いです。
これと同じことが文章でも言えます。
補助金の資料であれば、相手が何を知りたいのか?何を見ようとしているのかを想像しながら書くことが大切です。
もちろん、相手に与えるイメージ的なところもしっかりと持っておきましょう。
会社の資料であれば、上司がどのようなイメージを持っているのか?
という視点を持って取り組めば、結果は違ってくるのではないでしょうか。
人間はどうしても自分を中心にみる
人間は何があっても自分を中心に見る生き物です。
というか、生き物であれば、生き残るために必要なスキルであるので、当然だと思います。
これに抗おうとするのは、大変ですがむしろ、このような視点があると思っておくだけでも良いのではないでしょうか。