どうも、ノノマスです!
突然ですが、仕事のミスを誰かのせいにしたくなったことはありませんか?
私は、あります笑
実はこの間、仕事でこのようなことを言われる方がいらっしゃいました。
「〜のせいで、こうなったんだ!」よくある他責の例なのですね。
私も、以前は他責の思考が強く、今でも完全に払拭することはできていません。
しかし、他責の念というのは、読んで字のごとく物事を他人の責任にしてしまうので、それ以上自分自身が成長することはありません。
せっかく、良いスキルがあったとしてもマインドが良くなければ、良い仕事ができないのと同様で、強い他責の念を持つことは回り回って自分自身を苦しめる行動だと思います。
今回の記事は、他責の念を減らすために、自分をどのように見直していくか?という内容です。私自身の経験を踏まえて書いていきます。
基本的に人は自己評価が高い
職場で、人事評価を導入されている方であれば、経験があると思うのですが、上司からの評価と自己評価に大きな乖離がある場合があります。
もちろん、アピール不足で過小評価されている場合や過剰評価されている場合などがありますが、自分では高いレベルにいると思っていたことが、あまり評価されていないということはたくさんあります。
なぜ、このようなことが起こるかというと、「他人から見た際の自分」という目線が抜け落ちているからだと思います。
抜け落ちているからダメ、とかではなくて、人間とは本来そういう生き物です。
ダニング=クルーガー効果という現象があります。
端的にいうと、人は自己評価を高く見積もってしまうということですね。
例えば、自分が数学が得意であると思ったとして、テストで70点をとったとします。
平均点が72点であったとしても、「良い点が取れた」と思ってしまうんですね。
このような、認識の歪みに対してどのように対処していくのが良いのでしょうか。
現実に目を向けるイベント
新しいことを始めたり、職場で新しい役割を得るなどの変化があることが重要です。
新しいことは、失敗する確率が高いです。
その中で、凹むのではなく自分の能力の偏りや弱点を知ることができます。
また、人生に大きな変化をもたらすような出来事が起こることで、自分を見つめ直すきっかけになることもあります。
しかし、最も大切なことは、日々の生活の中で自分を振り返る・省みる習慣をつけるということです。例えば、ある仮説を立てた時に、その結果を予想しておきます。後に、自分の予想と物事の実際の結果を比較することで、本当に自分が適切に物事を予測できていたのか?を考えるきっかけになります。
では、どのように自分自身を顧みることができるのでしょうか。
自分を疑ってかかる
人間は、自分の判断が一番であったり、正しいと思う生き物です。
それどころか、様々なバイアス(思い込み)が存在しており、気がつかないところで、思考の罠や感情の影響を受けているものです。
このような前提を知り、「自分の考えが間違っているかもしれない」「自分が勘違いしているかもしれない」という観点を持つことが大切です。
自分目線と他人目線は必ずイコールにならない
まず、自分と他人は別の生き物です。
これは、誰も異論がないと思います。
では、自分と他人が見ている世界は同じでしょうか?
食べ物1つ取ってみても、人によっては「おいしそう」と思ったり逆に、「不味そう」と思ったりします。
つまり、自分の見ている世界を他人が見ているとは限らないということです。
この考え方が抜けている人は思ったより多いと思います。
例えば、ネットで他人を叩きまくる人がいますが、自分の考えと他人の考えが同じであると勘違いしている場合が多いです。
これは、人間であれば誰でも陥る可能性のある罠だと思います。
それくらい人間の思考には罠がたくさんあるのだと思います。
自分を疑う以外の方法は?
学習をやめない
自分を疑う以外の方法としては、学習をやめないということがあります。
どんな専門家であっても、すべてを知っていることはありません。
しかし、ある程度知識が完成されてしまうと、「すべてを知った気」になります。
それは、間違いなく自惚れであるので、常に、自分の知識をアップデートするために勉強する・学習する必要があります。
他人からフィードバックをもらう
次に、他人目線を把握するために定期的にフィードバックをもらうことが大切です。
部下であろうが、後輩であろうがフィードバックをもらいましょう。
もちろん、内容によっては、イラッときたりするかもしれません。
しかし、それを受け止め、改善に向けて行動することこそ、自分を見直すということだと思います。
なので、自分に対してフィードバックをしてくれる方を大切にしましょう。
参考書籍
10/9現在、Amazon電子書籍版は、半額セールをやっているみたいです。
少し読みにくい部分もあるので、一度立ち読みしてからの購入をお勧めします。