どうも、ノノマスです!
先日、ご紹介した土壌医検定試験ですが、知り合いから「受験に関するメリットを教えてほしい」と相談されました。
確かに、簿記検定であれば就職に若干有利になったり、国家資格レベルであれば独占業務(税理士や社労士など)が得られるなどメリットはあると思います。
土壌医検定自体、就活で全く注目されないというものではありませんが、メリットは見えにくいですね。
あなたも、土壌医検定のメリットについてはよくわからないと思っていませんか?
ちなみに、私の友人の職場では土壌医検定2級を取得すると基本給に手当のるらしいです笑
私は、取得しましたが職場では全く評価されませんでした笑
今回の記事では、土壌医検定のメリットについて改めて整理することで受験を考えられている方のヒントになればと思います。
なお、具体的な勉強方法については以下の記事でご紹介しておりますので、ご参照ください。
土壌医検定のメリット
土壌医検定は民間の資格であるため、独占業務というものは存在しません。
名称としては土作りマイスター(2級)、土壌医(1級)を名乗ることができます。
一方、名乗る際には登録費用と、更新費(座学の受講やテキストの購入は別途)が必要になります。
ですので、ランニングコストも考えるとなかなかメリットが見出しにくい資格であるというのが私の意見です。
ただし、それはあくまでも正式に土壌医を名乗る場合の話です。
私も、2級を持っていますが登録はしていないので、土作りマイスターは名乗っていません。(名乗れません)
資格取得は趣味でない限り、ある程度の目的を持って行うことが大切ですので、今回はその観点からお話しします。
土作り・植物栄養に関する基礎知識が学べる
このようなテキストもありますが、農学部を出ていない方にとって土壌や植物に関する勉強をする機会は全くないと思います。
仕事で肥料関係やJAなどに従事されている場合は、最初の頃は「何を言っているんだろう」くらいの感覚ではないでしょうか。
それくらい、土壌や植物関係はとっつきにくい内容だと思います。ただ、内容的にはそこまで難しくないので、ステップアップがてら資格取得をすることがおすすめです。
意外にも評価される
先ほど、職場では評価されなかったと書きましたが、実は転職活動では意外と評価されました。特に、面接官からは「土壌医検定とは?」みたいな感じで興味を持ってもらい、そこから話を展開することができたくらいです。
おそらく、資格の内容とかよりも、資格取得を自主的に行うという姿勢を評価していただいてるとは思いますが、思わぬところで、メリットがありました。
知識としても意外と役に立つ
普段、家庭菜園などされない方であれば、あまり役にたたなさそうな知識ですが、各必須元素に関する知識は意外と大切です。
人と植物では、体の構造から異なってくるので、直接役に立つわけではありませんが、栄養学を学ぶきっかけにちょうど良いのではないでしょうか。
例えば、「この作物は〜という栄養素が多い」という切り口からであれば、自分自身や家族の食生活の改善にもつなげることができると思います。
栄養学については、こちらがおすすめ。Kindleだと安いです。
資格を生かせるかは自分次第
土壌医検定に限らず、どんな資格試験でも活かせるかどうかは、自分次第だと思います。
どのような目的を持って取得するのか、どのように活用するのか無限の選択肢があるのではないでしょうか。
同じ本を読んでも、人によって感想や考え方が異なる通り、同じ資格を取得しても人によって活用方法は異なるのではないかと思います。
受けた結果、あまり役に立たない資格であったとしても「役に立たない!」と憤るのか、「役に立たないことがわかった」「この資格を役立てるにはどうすれば良いだろう?」と思うのでは全然違ってきませんか?
私は、後者のように前向きに考えたいと思っています。
資格試験に共通するスキル
資格試験に取り組むことで養われるスキルの1つに、計画力があると思います。
受験を決めてから、どのようなスケジュールで勉強するのか?試験の核となる論点は何か?など様々な観点から試験を分析するスキルです。
これは、仕事でも非常に役立つスキルだと思います。
計画力がなければ、炎上しますからね笑
無駄かどうかは他人が決めることではない
最後に、私が土壌医検定を受けたとき、周囲から無駄じゃないか?と言われたことがありました。
改めて思うのは、無駄かどうかは他人が決めることではないということですね。
自分自身の中で、目的を持って取り組む限り、何かが無駄になるということはそうないのではないでしょうか。
周囲の意見に左右されることなく、これからも精進していきたいと思います。